南相馬市議会 > 2020-11-30 >
11月30日-01号

  • "議事堂---------------------------------------出席議員"(/)
ツイート シェア
  1. 南相馬市議会 2020-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 南相馬市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-25
    令和 2年 12月 定例会(第8回)日時     令和2年11月30日招集場所   南相馬市議事堂出席議員22名) 1番  大場裕朗君     2番  高橋 真君 3番  栗村文夫君     4番  菊地洋一君 5番  大岩常男君     6番  岡崎義典君 7番  大山弘一君     8番  田中京子さん 9番  太田淳一君    10番  山田雅彦君11番  鈴木昌一君    12番  細田 廣君13番  渡部一夫君    14番  鈴木貞正君15番  今村 裕君    16番  竹野光雄君17番  小川尚一君    18番  渡部寛一君19番  志賀稔宗君    20番  平田 武君21番  田中一正君    22番  中川庄一君欠席議員(0名)出席した事務局職員の職氏名局長       高野公政君     次長       宝玉光之君係長       木幡孝行君     書記       坂下拓也君書記       伊賀慎也君説明のために出席した者の職氏名市長       門馬和夫君     副市長      林 秀之君副市長      常木孝浩君     総務部長     新田正英君教育長      大和田博行君    監査委員事務局長 小川正明君選挙管理委員会委員長         農業委員会事務局長         西内祥久君              上野 勝君議事日程 第1号令和2年11月30日(月)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名 第2 会期の決定 第3 諸般の報告 第4 委員長報告(質疑、討論、表決) 第5 委員会提出議案第8号 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の設置期間の延長について               (志賀稔宗 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長提出)               (質疑、討論、表決) 第6 委員会提出議案第9号 広報特別委員会の設置期間の延長について               (岡崎義典 広報特別委員長提出)               (質疑、討論、表決) 第7 委員会提出議案第10号 議会改革検討特別委員会の設置期間の延長について                (渡部寛一 議会改革検討特別委員長提出)                (質疑、討論、表決) 第8 委員会提出議案第11号 新庁舎建設特別委員会の設置期間の延長について                (渡部一夫 新庁舎建設特別委員長提出)                (質疑、討論、表決) 第9 議長の辞職許可 第10 議長の選挙(追加) 第11 副議長の辞職許可 第12 副議長の選挙 第13 議席の変更 第14 常任委員の選任 第15 議会運営委員の選任 第16 議長の常任委員の辞任 第17 議会運営委員会の任期中の継続調査について 第18 特別委員の辞任及び選任 第19 議案の提出及び説明(議案第126号から議案第162号まで及び報告第12号) 第20 議案第126号 南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について             (質疑、討論、表決) 第21 議案第127号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について             (質疑、討論、表決) 第22 議案第128号 議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について             (質疑、討論、表決) 第23 議案第129号 南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について             (質疑、討論、表決) 散会本日の会議に付した事件 日程第1 会議録署名議員の指名 日程第2 会期の決定 日程第3 諸般の報告 日程第4 委員長報告(質疑、討論、表決) 日程第5 委員会提出議案第8号 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の設置期間の延長について                 (志賀稔宗 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員長提出)                 (質疑、討論、表決) 日程第6 委員会提出議案第9号 広報特別委員会の設置期間の延長について                 (岡崎義典 広報特別委員長提出)                 (質疑、討論、表決) 日程第7 委員会提出議案第10号 議会改革検討特別委員会の設置期間の延長について                  (渡部寛一 議会改革検討特別委員長提出)                  (質疑、討論、表決) 日程第8 委員会提出議案第11号 新庁舎建設特別委員会の設置期間の延長について                  (渡部一夫 新庁舎建設特別委員長提出)                  (質疑、討論、表決) 日程第9 議長の辞職許可 日程第10 議長の選挙(追加) 日程第11 副議長の辞職許可 日程第12 副議長の選挙 日程第13 議席の変更 日程第14 常任委員の選任 日程第15 議会運営委員の選任 日程第16 議長の常任委員の辞任 日程第17 議会運営委員会の任期中の継続調査について 日程第18 特別委員の辞任及び選任 日程第19 議案の提出及び説明(議案第126号から議案第162号まで及び報告第12号)       議案第126号 南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第127号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第128号 議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第129号 南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第130号 南相馬市立病院看護職員の令和2年度特殊勤務手当の特例に関する条例制定について       議案第131号 地方税法等の改正に伴う関係条例の整理に関する条例制定について       議案第132号 南相馬市東日本大震災による津波被災者に対する固定資産税の減免に関する条例の一部を改正する条例制定について       議案第133号 南相馬市国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について       議案第134号 南相馬市みらい育成修学資金条例の一部を改正する条例制定について       議案第135号 南相馬市幼稚園条例の一部を改正する条例制定について       議案第136号 令和2年度南相馬一般会計補正予算について       議案第137号 令和2年度南相馬国民健康保険特別会計補正予算について       議案第138号 令和2年度南相馬介護保険特別会計補正予算について       議案第139号 令和2年度南相馬後期高齢者医療特別会計補正予算について       議案第140号 令和2年度南相馬水道事業会計補正予算について       議案第141号 令和2年度南相馬病院事業会計補正予算について       議案第142号 令和2年度南相馬工業用水道事業会計補正予算について       議案第143号 令和2年度南相馬下水道事業会計補正予算について       議案第144号 工事請負変更契約の締結について       議案第145号 工事請負変更契約の締結について       議案第146号 工事請負契約の締結について       議案第147号 工事請負契約の締結について       議案第148号 工事請負契約の締結について       議案第149号 工事請負契約の締結について       議案第150号 工事請負契約の締結について       議案第151号 財産の取得について       議案第152号 財産の取得について       議案第153号 財産の取得について       議案第154号 財産の取得について       議案第155号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第156号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第157号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第158号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第159号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第160号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第161号 公の施設に係る指定管理者の指定について       議案第162号 福島県市民交通災害共済組合規約の変更に関する協議について       報告第12号 専決処分の報告について 日程第20 議案第126号 南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について               (質疑、討論、表決) 日程第21 議案第127号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について               (質疑、討論、表決) 日程第22 議案第128号 議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について               (質疑、討論、表決) 日程第23 議案第129号 南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について               (質疑、討論、表決)                         午前10時00分 開会 ○議長(今村裕君) これより令和2年第8回南相馬市議会定例会を開会いたします。 出席議員は定足数に達しております。 これより本日の会議を開きます。 本日の議事は、議事日程第1号をもって進めることといたします。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(今村裕君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員に20番、平田武君、1番、大場裕朗君、2番、高橋真君を指名いたします。 △日程第2 会期の決定 ○議長(今村裕君) 次に、日程第2、会期の決定を議題といたします。 お諮りいたします。 今期定例会の会期は本日から12月16日までの17日間といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、会期は本日から12月16日までの17日間と決定いたしました。 △日程第3 諸般の報告 ○議長(今村裕君) 次に、日程第3、諸般の報告を行います。 監査委員から、地方自治法第235条の2第3項の規定に基づく令和2年第8回から第10回までの例月出納検査の結果について、議長の手元まで報告されておりますので、御報告をいたします。 次に、閉会中における議長活動の主なるものについて、御報告いたします。 まず、11月5日、東京都千代田区で開催されました全国市議会議長会第109回評議委員会についてでありますが、東北部会提出過疎地域自立促進特別措置法による過疎対策事業債の期限延長について及び農業次世代人材投資事業の継続と予算の確保並びに交付要件についてを含む議案18件について、審議の結果、それぞれ原案のとおり決定されました。 また、会長提出議案東日本大震災からの復旧復興に関する決議を含む議案5件について、審議の結果、全て原案のとおり決定し、関係省庁等に要望することに決しました。 次に、11月10日、福島市で開催されました福島県市議会議長会第177回臨時総会についてでありますが、各市の要望事項を取りまとめた会長提出議案、国への要望についてをはじめ、各市提出議案17件及び令和3年度事業予定などの協議事項について、審議の結果、原案のとおり決定し、福島県知事、福島県議会議長復興庁福島復興局に対して、実行運動を行うことを決定したところでございます。 以上が閉会中における議長活動の主なるものであります。これらの書類は議会事務局に備えてありますので、必要に応じて御覧いただきたいと思います。 △日程第4 委員長報告 ○議長(今村裕君) 次に、日程第4、委員長報告を行います。 令和2年第7回南相馬市議会定例会において、建設経済常任委員会に付託となり、閉会中の継続審査となっておりました陳情第5号 真野川ふ化場及び周辺環境整備に関する陳情書の陳情1件を議題といたします。 この際、地方自治法第177条の規定により、鈴木貞正君については退席を求めます。     (15番 鈴木貞正君 退席) ○議長(今村裕君) 本件について、建設経済常任委員長の報告を求めます。 建設経済常任委員長、中川庄一君。     (建設経済常任委員長 中川庄一君 登壇) ◆建設経済常任委員長(中川庄一君) 建設経済常任委員会に付託となりました陳情第5号について、審査の結果を御報告申し上げます。 陳情第5号 真野川ふ化場及び周辺環境整備に関する陳情については、陳情者より撤回の申出がなされ、審査の結果、撤回を承認すべきであると決しました。 以上、御報告申し上げます。 ○議長(今村裕君) ただいまの建設経済常任委員長の報告に対する質疑に入ります。ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって建設経済常任委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。ございませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております陳情第5号 真野川ふ化場及び周辺環境整備に関する陳情書については、委員長報告のとおり、撤回承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの陳情1件については、委員長の報告のとおり、撤回承認することに決しました。 この際、鈴木貞正君の着席を許します。     (15番 鈴木貞正君 着席) ○議長(今村裕君) 暫時休憩します。                         午前10時06分 休憩                         午前10時07分 再開 ○議長(今村裕君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、令和2年第7回南相馬市議会定例会において、決算審査特別委員会に付託となり、閉会中の継続審査となっておりました議案第101号 令和元年度南相馬一般会計歳入歳出決算認定について、議案第102号 令和元年度南相馬国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第103号 令和元年度南相馬介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、議案第104号 令和元年度南相馬育英資金貸付特別会計歳入歳出決算認定について、議案第105号 令和元年度南相馬簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第106号 令和元年度南相馬介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第107号 令和元年度南相馬亜炭鉱害復旧施設維持管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第108号 令和元年度南相馬農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第109号 令和元年度南相馬工場用地等整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、議案第110号 令和元年度南相馬市太田財産区特別会計歳入歳出決算認定について、議案第111号 令和元年度南相馬後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、議案第112号 令和元年度南相馬水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について、議案第113号 令和元年度南相馬病院事業会計決算認定について、議案第114号 令和元年度南相馬工業用水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について及び議案第115号 令和元年度南相馬下水道事業会計決算認定についての議案15件を一括議題といたします。 本件について、決算審査特別委員長の報告を求めます。 決算審査特別委員長、細田廣君。     (決算審査特別委員長 細田 廣君 登壇) ◆決算審査特別委員長(細田廣君) 決算審査特別委員会に付託されました議案第101号 令和元年度南相馬一般会計歳入歳出決算認定についてから、議案第115号 令和元年度南相馬下水道事業会計決算認定についてまでの議案15件について、その審査の過程と結果について御報告をいたします。 初めに、令和元年度歳入歳出決算に係る概要の質疑において、南相馬市新市建設計画の事業費の進捗について、計画の中では約550億円の投資事業となっている。令和元年度の決算時点での事業費の進捗についてただすと、計画約550億円に対して526億円実施しており、約9割の進捗状況となっているとの答弁。 加えて、令和元年度決算までの通常事業の3区の内訳についてただすと、通常事業の累計額約526億円の3区の内訳は、小高区が約91億円の17.3%、鹿島区が約102億円の19.3%、原町区が約334億円の63.4%となっている。 避難指示が出ていたことから、小高区の実績が低くなっているところであるが、それでもおおむね地域別の割合が小高区2、鹿島区2、原町区6の割合になっていると捉えているとの答弁。 次に、成果報告書の「4 むすび」において、本市の財政の健全性を示す指標から、引き続き健全な状態を維持することができたと言いつつも、経常的経費が東日本大震災前を上回り、引き続き硬直化しつつある水準にあるため、事務事業の見直しや執行方法の改善等を行いながら持続可能な財政運営に努めるとしている。 前年度の決算の際も同じような方向性を示していたが、令和元年度の決算の中でどのように対応したのかただすと、経常的経費の縮減については、予算編成を通じ、さらには、執行の面において、不必要な執行はしないという観点で執行をしており、そのような取組を実施しているとの答弁。 次に、市債の残高は減少傾向にあるが、臨時財政対策債の残高は、市債残高全体の約305億3,500万円に対し、130億6,660万円で42%という高い割合になっている。どのように捉えているのかとただすと、臨時財政対策債は、地方交付税制度の一つとしての地方債であり、本来、普通交付税として措置が必要な部分について、地方で調達して、一般財源として活用しているものである。普通交付税の肩代わりであることから、借りなければ運営できないという部分があり、市としては、現金で交付されれば一番いいが、後年度普通交付税で全額措置される性格の地方債であることから、有効に活用していきたいと考えているとの答弁。 次に、基金全体が、平成27年度の356億円から令和元年度には285億円に減少していることについて、どのように捉えているのかただすと、本市の場合、複数年にわたる復興事業の財源として交付された国庫補助金を原資とする東日本大震災復興交付金基金帰還環境整備交付金基金が減少しており、減少の主な要因は、復興事業の実施に伴うものと捉えているとの答弁。 次に、議案第101号 令和元年度南相馬一般会計歳入歳出決算認定について、歳入の審査においては、1款市税、1項市民税おいて、収入未済額が2億6,419万8,833円、不納欠損額が246万6,270円となっている。これは毎年出てくる部分だが、どのように取り組んだのか、また、どのように捉えているのかただすと、この対策については、年4回催告書を送り、それに伴って、納税者との納税交渉、さらに令和元年度には県外の遠隔地在住の滞納者の実態調査を委託により行うなど、毎年、納付の対策をとってきている。 令和元年度は、令和元年東日本台風の影響などもあり、さらには、令和2年2月下旬頃からの新型コロナウイルス感染症の拡大を考慮して、納税交渉や滞納処分を控えていたことが、収入未済金約2億6,400万円の発生の要因と捉えている。 不納欠損額については、令和元年度当初不納欠損対象者が、市民税で466人、対象税額9,940万円ほどとなっており、様々な収納対策を講じ、財産調査を行い財産差押えなどといった収納対策を強化することにより、年度末には37人、246万6,270円の不納欠損額ということで、約9,700万円の債権が確保できたと捉えているとの答弁。 次に、13款使用料及び手数料、1項使用料、7目土木使用料、5節住宅使用料において、市営住宅、定住促進住宅災害公営住宅の収入未済額が、平成30年度に比べると件数、金額ともに増加している。この見解についてただすと、平成31年の組織機構改革に伴い、小高区、鹿島区の維持管理や徴収、その他のものが本庁に集約となり、それについて、いろいろと工夫を重ねながら、効率的な徴収活動を行ってきたが、なかなか難しかったことと、台風災害などにより、途中で徴収活動が一部中断したということがあり、収入未済額が増えたとの答弁。 次に、20款諸収入、5項雑入、3目雑入、2節総務管理雑入において、協働のまちづくり事業助成金 自主返納による返還金18万8,891円の内容についてただすと、平成30年度にNPO法人相馬救援隊に交付した助成金のうち、馬とふれあい文化事業に係る旅費10万5,661円、ホースマネジャー宿泊使用料8万3,230円について、二重計上が確認されたことから、事業主体である相馬救援隊から返納という形で対応したものとの答弁。 次に、歳出の審査においては、まず、2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費、職員給与費において、市職員数は令和元年度で一般職員552名と、類似団体の平均よりも100名ほど多いと思われる。第二次南相馬市定員適正化計画は平成30年度で止まっているが、職員数に対する考え方についてただすと、職員数については、合併以降南相馬市定員適正化計画を策定し、平成18年度から平成28年度までの10か年計画で、当時、行政職と技能労務職合わせて930名いた職員を540名程度に引き下げるため、計画的な削減を図ってきた。 しかし、東日本大震災の影響により、現時点では、派遣職員、任期付職員及び再任用職員を積極的に活用して不足する人員を賄っている状況であることから、平成27年度に、復興事業のピークを迎えた事業費べースに対する職員数を基本として、行政職と技術職を合わせて564名を基本としたところである。 職員数については、国が進める行政改革や人口減少に伴い、適正な人員配置が求められているが、令和元年東日本台風による災害復旧や小高区の復興に関しては、まだまだ事業を推進しなければならない状況を踏まえ、他の類似団体などの定数管理を参考にしながら、将来的に自立できる体制を構築していかなければならないと考えている。 今後、職員定数に関しては、復興の計画年、事業量をしっかりと見据え、類似する団体の定数削減の目標値や外部委託を行っている先進的な事例などを参考にしながら研究を進めており、定員適正化計画については、令和3年度から一定期間の目標値を定める予定でいるとの答弁。 次に、2款総務費、1項総務管理費、7目企画費、地域自治組織活性化推進事業において、行政区の課題解消のため、隣組加入促進をどのように努めたのかただすと、昨年、市内原町区5地区において、加入促進のモデル地区を選定し、加入促進の事業を行った。そのうち具体的に42世帯の訪問を行い、加入までつなげた世帯は5世帯となっているとの答弁。 次に、同じく7目企画費、まちづくり委員会支援交付金において、交付金を交付する目的として、地域課題の解決や地域資源を生かした地域づくりを住民自らが計画し実行することとしている。割と自由に使える交付金のため、例年同じような内容で交付しているという内容でよいのか、見解についてただすと、まちづくり委員会支援交付金は、各地区で組織されたまちづくり委員会が、住民自ら地域課題に取り組むための計画づくりをしており、それに合わせて、要綱でどういった事業を対象にするかについて整理をしている。 地区ごとに、まちづくりを進めるに当たっての課題やそれに関わる様々な行事があることから、市としては、まちづくり委員会が決定した内容を尊重しながら、その内容を継続的にやることにより、まちづくりがより一層図られると捉えているとの答弁。 次に、同じく7目企画費、ふるさと応援寄附金協働のまちづくり事業助成金において、NPO法人相馬救援隊の事業費収支の一般管理費について、会計事務所、馬術大会参加費、キャンピングカーの自動車税、講座開設の手数料、事務所の家賃・光熱費は通常NPO法人自体が手当てするものであり、助成金等から賄うような内容ではないと思うが、一般管理費の考え方についてただすと、助成対象事業を行う上で必要なものについても、当然認めるべきだろうということで、審査会を開催した中で、こういった経費についても一般経費、共通経費として認める判断をしたとの答弁。 また、一般管理費の中にある、株式会社カシワダイリンクス事業プロデュース委託及び三七商會への委託の具体的な内容についてただすと、株式会社カシワダイリンクスに委託をしている事業プロデュース費は、馬事文化振興事業に係る連携、構想等のプロデュースを行う、事業の計画、フェイスブック等の管理、広報のサポートといったことを行うことになっている。 三七商會については、NPO法人相馬救援隊が業務を遂行する上での書類作成、連絡調整、広報企画業務に携わるということで、詳しい内容としては日報、タイムカードの回収、ユニフォーム作成・発注、企画書、申請書の作成、ポスター・フライヤーの作成、イベント会場管理運営として、当該団体の事務局を統括している立場になるとの答弁。 加えて、補助金については、領収書とかの添付があってチェックはできるが、委託発注されてしまうと中身が分からず、マネーロンダリングができてしまう。その辺のチェックも含めて、しっかりと市で責任を持って管理することが必要ではないかと思われるが、その管理についてただすと、委託費の場合だと、一般管理費があった場合に領収証等がなくてもそのままスルーする場合があるかと思うが、今回は助成事業ということで、補助金と同等であり、契約内容やそれに係る成果品、お金の流れについて、現金出納簿、領収書等々の計数資料の提示を受け、確認をしながら対応しているところであり、不明瞭な金額等はないと考えているとの答弁。 次に、2款総務費、7項東日本大震災総務対策費、1目総務対策費、みなみそうま復興大学事業において、福島大学ほか7大学が利用しているが、市における地域課題の解決に実際にどのようにフィードバックされているのかただすと、みなみそうま復興大学については、今後の事業展開に役立てるため、地域課題解決の研究・検討に当たっていただいた成果を該当する担当課に配布し、情報共有している。 なお、福島大学が令和元年度に行った研究を経て、農政課の営農モデル等の作成業務委託という形で、福島大学と連携した事業を構築しており、そのような事業が生まれてきているとの答弁。 次に、2款総務費、8款原子力災害総務対策費、1目総務対策費、小高区街なかにぎわい創出事業において、小高交流センターにおける多世代向け各種事業の実施回数が、計画54回に対して成果報告書上は実績75回となっている。実際、施設の利用人数について、計画よりもかなり多い事業を開催しているにもかかわらず、なかなか利用者が右肩上がりになってこないことについて、どのように捉えているのかただすと、利用者数については、令和元年4月、5月と1万人を超える利用者があったが、6月以降8,000人から9,000人前後で大体横ばいで推移をしてきている。 こちらの施設については、年間の利用者の想定を7万7,000人程度と見込んでスタートしたところもあり、そこから1年間を通して、利用者が10万人を超える多くの方に御利用いただけたことから、ある程度の成果はあったと捉えているとの答弁。 次に、同じく、1目総務対策費、市民一体感醸成事業において、健康トレーニングセンターや真野川のサイクリングロードの設備を維持するに当たり、維持管理費の部分に関して整理されたのかただすと、市民一体化復興促進基金を1年間延長することとなったが、後年度の負担については、今後、この基金の財源等を活用できないかどうか現在検討しているとの答弁。 次に、同じく2目帰還支援対策費、定額タクシー事業において、令和元年度をどのように総括したのかただすと、令和元年度の定額タクシー事業については、令和元年7月から土曜日も利用可能にしたことなどもあり、少し利用者が増えるのではないかと予測していたものの、平成30年度とほぼ同様であったが、登録者数、利用件数の状況から、高齢者を中心にタクシーを必要とする方に使っていただいたと総括しているとの答弁。 次に、3款民生費、1項社会福祉費、8目老人福祉センター費、老人福祉センター建殼事業において、老人福祉センター建設については、オープンの勇み足等あったりと委員会等で指摘があったが、再度どのように認識しているのかとただすと、名称の選定や、建設工事を行う際に、議会の承認を得ないうちに事業を進めるなど反省する点が多々あった。 令和2年度4月にオープンした本施設は、名称のほか、愛称を「ゆらっと」と決定したことにより、市民の方に親しみを持って利用されていると考えているが、本来取るべき手順を取らないで事業を進めてきた部分については今後同様の事例があった際には気をつけたいと考えているとの答弁。 次に、3款民生費、2項児童福祉費、1目児童福祉総務費、民間保育所等施設整備事業補助金において令和2年4月1日には待機児童ゼロになるという見込みを立てていたが、待機児童がゼロになったのかとただすと、令和2年4月1日の待機児童数についてはゼロということで解消し、その要因としては、株式会社ペンギンエデュケーションで50人、株式会社フロンティアで19人、3施設のうち1施設が繰り越しているが、社会福祉法人ちいろば会が19人、公立のおだか認定こども園が60人ということで、約150人の受入れ枠を確保できたことによるものとの答弁。 次に、同じく1目児童福祉総務費、児童虐待防止対策事業において南相馬市地域内では各関係機関と連携強化を図っていると思うが、相談の中身について生命等に関わる事案があるのかとただすと、令和元年度に生命に危険のあるような重大事案についてはなかったとの答弁。 次に、4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費、南相馬市鹿島区不採算地区公的病院等運営費補助金において、経営状況をどのように評価しているのかとただすと、鹿島厚生病院の収支内容については、事業収入等が平成29年度に対し、平成30年度が2,000万円程度上回っており、総支出については、前年度比で10%下回っているということで、収入の上回りが支出の抑制と併せて向上したもので、当期純損失の比較として1億665万円からマイナスが6,825万7,000円ということで、3,800万円程度の収支の改善が見られた。ただ、この部分についてはまだマイナスだが、3か年計画の当初ということで、1つの目標に対しては努力をされたということで評価をしているとの答弁。 次に、4款衛生費、6項原子力災害衛生対策費、4目清掃対策費、有害鳥獣焼却処理事業において計画と実績を比べると2倍以上の実績だが、処理能力に問題がなかったのかとただすと、本施設は総重量18万キログラムの年間処理能力を持っている。処理に当たっては頭数よりも重量を基に焼却しており、令和元年度の搬入実績は3,251頭であったが、個体が小さかったことから重量は5万9,255キログラムと処理施設内の能力内で対応できたとの答弁。 次に、同じく3目農業振興費、角川原総合研修センター管理運営事業において監査委員からの「例月現金出納検査の結果について」の中で角川原総合研修センター改修工事の指摘で農業振興費に符合する経費とは認めがたいとなっており、今後については関連法令を確認し、適切な事務処理をされたいとなっているが、どのように対応されたのかとただすと、公有財産管理課と調整しながら取り組んでいくべきものと感じているとの答弁。 また、令和元年度の農業振興費で支出をしたことについては、事務処理として適切だったと考えているかとただすと、所有していたのは農政課と考えており、予算を提案した時点では問題ないものと考えていたとの答弁。 さらに、監査から財産管理者の権限を有しない者が行った財産処分手続があったとの指摘があるが、どのように受け止めているかとただすと、総務省自治行政局行政課長通知、行政財産の用途処分前の処分についてに基づいて行ったもので、適正なものと捉えているが、相手方への譲与する際の手続の部分について、一部手続が漏れていたところがあり、その部分については監査の指摘に基づき今後改善していきたいと考えているとの答弁。 次に、7款商工費、1項商工費、2目商工業振興費、プレミアム付事業再開・帰還促進券発行事業において、平成30年度はスーパー・生鮮食品が30.7%と一番のシェアだったことを受けて、令和元年度については大型店も小売店も使える共通券を8枚、小売店専用券を7枚と、大型店に流れないように工夫をしたという話があった。今回、スーパー・生鮮食品のシェアが29.5%と、平成30年度と変わらないような状況になっていると思うが、見込みが外れてしまった部分について、どういった原因があると捉えているかとただすと、約12%の共通券が中小店で利用されている結果となり、より多くの共通券が中小店で利用していただいたものと捉えている。また、約3割の商品券が生鮮食品で利用されたことについては、多くの方が日常の生活品の購入に使用しており、その結果が商品券の購入率の増加につながっている要因の一つとなったものと考えているとの答弁。 次に、7款商工費、2項東日本大震災商工対策費、2目観光交流対策費、サーフツーリズム事業補助金において、実施内容はサーフィン大会支援活動とあるが、サーフィン大会に参加した人数とその効果についてただすと、サーフィン大会は、関係者等を含めて2,460人の参加をいただいたところである。また、その効果については、震災以降9年ぶりの海開きに合わせて初めての大規模大会ということで、本市の風評被害払拭、また、全国的に有名なサーフスポットとしての北泉海岸の情報発信といったことが成果につながったと考えているとの答弁。 次に、8款土木費、5項住宅費、1目住宅管理費、住宅管理一般経費において市営住宅の令和元年度における退去率と、収入基準を超えている収入超過世帯の入居割合について、さらに市営住宅の適正入居が促進されたのかどうかただすと、市営住宅の退去件数については65件、入居者に対して9%、収入超過者については61件、8%となっている。市では毎年、収入超過者に対し住宅を明け渡すよう努力を求める通知をしているが、公営住宅法において居住の継続性を認める観点から、退去を求めることができないため、適正入居については図られていると捉えている。引き続き、公営住宅法及び市営住宅条例に基づき、継続して適正入居を図っていくとの答弁。 次に、10款教育費、1項教育総務費、3目教育指導費、学力向上教員配置事業において、この事業の成果についてただすと、小学校へ配置した効果については、大きく2つの効果があったものと捉えている。1つ目は、配置した3校で福島県算数・数学ジュニアオリンピックへの参加人数が増加していることに加え、授業以外でも子どもたちの学習に対する意欲向上に寄与していること。2つ目は、中間層である40歳代の教員数が少ないことで若い教員への指導がどうしても手薄になっている中で、その配置した教員が若い教員の指導に当たることで、より実践の中で指導が行き届いたことであると捉えているとの答弁。 次に、同じく3目教育指導費、中学生海外研修事業において、参加人数が20人予定のところ18人に留まったが、令和2年度に参加意向を調査したところ、83人がぜひ行きたい、また、できれば行かせたいという結果だった。令和元年度だけ特別に行きたい人がいなかったと捉えているのかとただすと、令和元年度の中学生海外研修については、モデル事業として実施させていただいた。 その中で、募集要項の配布の遅れに加え、自己負担金を徴さず実施したことにより、ある保護者からはどうせ選考から漏れるからといった、初めから応募をちゅうちょされた生徒もおり、20名の定員に満たなかったものと考えているとの答弁。 また、将来的には中学2年生全員が対象となる修学旅行の位置づけということで考えているのか、このモデル事業を踏まえた上でどういった整理をしたのかとただすと、教育委員会としては、1人でも多くの生徒に海外研修の機会を提供したいと考えている。しかしながら、子どもたちの安全を確保するための随行員、添乗員の確保が困難であったり、またアンケートの結果から参加させたくない保護者、参加したくない生徒なども一定程度いることなど様々な課題もあり、学校行事として全員参加が原則となる修学旅行での実施は、非常に難しいと考えているとの答弁。 次に、10款教育費、5項社会教育費、1目社会教育総務費、女性団体活動支援補助金において、女性団体の活動がだんだん減ってきており、女性連絡協議会なども活動を停止している中で、1団体にこの補助金が交付されて活動している。今まで行政に対しての手伝いとか地域環境に関していろいろ携わってきたところもあり、逆に増やしていかなくてはならない団体活動ではないかと捉えているが、市ではどのように評価しているかとただすと、平成30年度について、事業縮小に伴い補助金の交付を廃止したり、各団体が活動の未実施により補助金を縮小しているような結果となっている。今後については、原町区の婦人団体連絡会とも協議を進めており、だんだん自立していくような形ということで、支援事業については縮小の方向で考えているとの答弁。 次に、10款教育費、7項東日本大震災教育対策費、2目学校教育対策費、教育先進地との教員交流研修事業において、この先進地との教員交流事業で持ち帰って、現場の中でどのように生かされているのかとただすと、秋田県由利本荘市から小学校1名、中学校1名の教諭を本市に派遣いただき、本市からは、八沢小学校、原町第一中学校の教諭を派遣し、5日間取り組んだ。秋田県由利本荘市で研修を行った2名に関しては、それぞれ研究授業を通してこれまでの自分の授業の取組やこれからの授業に対する方向性について、見識を深めることができたと考えている。また、本市で行われた秋田県の先生方による研修を通して、参加した教諭や管理職が自校に戻り、研究授業や学校経営の面で、その成果を教育課程の中で生かしていただいているとの答弁。 一般会計総括質疑においては、行政経営方針で改善の必要、課題があると考えたそれぞれの部門に対して、様々な事業を行ったことにより、市民福祉が向上したかどうかというのが最も大事なポイントだと思っている。今回、成果報告書に行政経営方針の重点戦略ごとの事業数と予算現額、決算額と記載してあるが、それだけでは全く成果が見えない。2点の復興重点戦略と4点の重点戦略を行うことにより、市民福祉がどのように向上したのかとただすと、健全財政という中には、収支の均衡、財政構造の弾力性、財政の長期的安定性など、財政指標から読み取れる部分、さらに、市民の暮らしがどうなったかという視点、その部分については、決算に係る主要な施策の成果報告書で、事業単位にまとめているところである。復興重点戦略、重点戦略の予算決算など記載させていただいたり、成果報告書の中では、活動指標という形で計画とか実績とかを新たに追加させていただいたところであるが、この部分だけで成果が見えるかということになると、見えづらいところもあったのかなとは思っている。政策目標「100年のまちづくり」という目標を掲げ、行政経営方針に掲げる復興重点戦略である旧避難指示区域の再生や、重点戦略である子育て世代に選ばれるまちなどの重点配分を行いながら編成、実施をしてきたところであり、この結果、復興総合計画後期基本計画策定時の推計人口よりも約1,000人以上も上回る結果となったことが、一つの成果であると捉えているとの答弁。 また、行政経営の部分について、言うまでもなく経営については人、もの、金をいかに組織的に動かしていくかということが必要であり、その中で最も重要なのは、人材であることは言うまでもないが、その組織体能力、規模に見合ったものにしていくことで、それが成果となっていくのだと思う。一方、今回の決算については、予算計上時に予算の積み上げ、裏づけ根拠がはっきりしていない部分も予算計上されていた結果として、不用額の発生または想定していなかった答弁もあったわけだが、こういったところも踏まえて、人材の育成についてどのような考えなのかとただすと、予算編成のプロセスなどについては、行政経営方針、予算編成方針を経て各部、課で予算を検討し、まとめ、財政課ヒアリングを経て、各査定を経て予算化している。そういったプロセスを経ながら、しっかり積み上げ作業をして、予算を計上しているところである。一方、こういった審査の中でそういった部分が見えてきたものもあるとすれば、これまでの予算編成過程を通じながら、さらに強化した中でやっていきたいと思う。その編成の作業などをするのも最終的には職員であるので、その職員の資質を上げることについても、予算の精度を高めるという観点から重要なことであり、研修制度、さらには日々の執務環境での研修等々を実践しながら、人材育成に努めていく考えであるとの答弁。 討論では、原案を認定の意見として、総務関係について、小高区花のまちづくり事業で予算計上について根拠が明らかになっていなかった点、また、情報システムネットワーク構築事業や修繕費についても、想定して上乗せしてあったものが不用になっている点、そういった場合、当初予算や補正予算計上時は積み上げた裏づけ根拠を持って臨むべきで、不慮や緊急の場合は予備費もしくは補正予算で対応すべきであると思う。今後は、そのような認識で臨まれることを求めていきたい。 また、地域おこし協力隊事業活動では、成果報告当初の説明と資料などの整合性がとれないものや、ふるさと応援寄附金、協働のまちづくり事業助成金では、事業者の経費について報告に不明瞭な点があり、助成事業であったとしてもよりチェックを行うべき点があると見受けられた。 さらに農政について、角川原研修センター改修で監査の指摘を受けて、適正ではないと気づいたとの答弁などもあり、新型コロナウイルス感染拡大防止のためのマスクの配布についても、杉並区への配布については市長の指示で行ったといった部分があった。 いずれにしても、やはり組織としてしっかりとした形で対応してほしいと思うし、組織についても税の徴収の中で、大規模な組織機構改革がなされてやむを得ない部分もあるが、一部混乱の様子も見受けられた。 一方、民生費において、男女共生推進事業については、策定した第2次計画を市役所が率先して取り組むという答弁や、備品の調達について、法律で優先される障がい者団体への対応についても、全庁的に取り組むといった答弁もあった。 こういったことも含めて、市民サービスの向上のためにやはり人材と組繊をしっかりと捉えて、今後も対応していただきたいという意見を付して認定すべきとの意見がありました。 審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第102号 令和元年度南相馬国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について、審査においては、歳入1款国民健康保険税の不納欠損について、所在不明者が、平成30年度45件だったものに対して、令和元年度は300件と大きく増加している。その要因についてただすと、所在不明の主な要因としては、平成28年当時の調査の結果、所在不明及び財産なしということで、滞納処分の停止をかけていたものが、法で規定されている3年を経過したことでの不納欠損ということで、今回計上している。 要因としては、除染作業が落ちついて復興作業員が市外へ転出されて、住所をこちらに置いたままとか、所在不明になったことが大きな要因と捉えているとの答弁。 審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第103号 令和元年度南相馬介護保険特別会計歳入歳出決算認定について、審査においては、歳出4款地域支援事業費、2項包括的支援事業・任意事業費、2目任意事業費、配食サービス事業において、独り暮らしの高齢者が増えており、安否確認という部分が大変重要だと思っている。 現場から特に注意事案だとか事例があれば、その内容はどのようなものかとただすと、事業所側が利用者に弁当を配布する際、手渡しでの受け取りを基本としている。連絡等もなく不在だった場合においては、事業者から市に連絡が入ることになっており、状況を確認する体制をとっているが、令和元年度については何件か不在の連絡はあったものの、救急に関するような事案については発生していないとの答弁。 審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第104号 令和元年度南相馬育英資金貸付特別会計歳入歳出決算認定について、審査の結果、原案のとおり認定すべきと決しました。 次に、議案第105号 令和元年度南相馬簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について、審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第106号 令和元年度南相馬介護サービス事業特別会計歳入歳出決算認定について、審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第107号 令和元年度南相馬亜炭鉱害復旧施設維持管理事業特別会計歳入歳出決算認定について、審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第108号 令和元年南相馬市農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定について、審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第109号 令和元年度南相馬工場用地等整備事業特別会計歳入歳出決算認定について、審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第110号 令和元年度南相馬市太田財産区特別会計歳入歳出決算認定について、審査においては財産区という存在そのものをどうするかについて、これまでの協議の内容からは出てきていないのかとただすと、管理会の中で議論しているが、この山林をどう管理していくかというのがまだ見出していない。福島第一原子力発電所事故の影響で、木材の売却の見通しが立たない点や、担い手がいないというところがどうしても課題となっており、どう維持管理を継続していくかについての議論を継続しているとの答弁。 審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第111号 令和元年度南相馬後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について、審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第112号 令和元年度南相馬水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について、審査においては小高水道事業の水道料金について、小高水道は料金の回収率としては人口が減った分、非常に厳しい状況にあり、家庭料金については13市の中でも非常に高い水準になっている。人口増もこれからはなかなか見込めない状況の中で、小高水道に関する水道料金の考え方についてただすと、今回、小高区の今までの北部、西部簡易水道、そして今までの上水道を統合、さらに企業会計化するに当たって、料金の統一までには至っていない。まずはこちらの料金を統一して、その後、かなり期間もかかるとは思うが、最終的には原町水道との統一も視野に入れながら、料金について精査していきたいと考えているとの答弁。 また、統一していくという話で、小高区で一定の水道整備をしていかなければならない状況になってくると思うが、相当時間を要するのではないかとただすと、小高区の水道については、まだ未普及地域があることから、順次財源等を探しながら、工事を行っていく考えであるとの答弁。 また、その整備が全部終わった時点で水道料金も整理されていくようになっていき、原町区を含めて統一的な方向に進むという理解でよいかただすと、計画する新たに広げる部分の整備を進めながら、さらに、原町水道との料金の統合なども視野に入れながら検討していきたいとの答弁。 審査の結果、原案のとおり可決及び認定すべきであると決しました。 次に、議案第113号 令和元年度南相馬病院事業会計決算認定について、審査においては、救急体制について、1,427件という救急車の搬送に対して、市立総合病院で受入れ拒否に至った件数についてただすと、病院内部での集計している件数になるが、223件であるとの答弁。 また、院長は全ての患者を受け入れますということを公言している中で、やむを得ない状態で拒否されたと思うが、具体的にどういった状況で拒否になったのかとただすと、院内での拒否の理由として最も多いのが、病状により緊急度が低いため、輪番・かかりつけ医におつなぎするということが82件、全体の36.8%、次いで多いのが、症状に応じた専門医がいないということで別の病院を紹介したのが52件、全体割合が23.3%となっているとの答弁。 さらに、院長が全ての患者を受け入れると言ったこととの整合性について、どう捉えているかとただすと、平成28年度には脳卒中センターを開所し、新たに救急専用の部署を設置するとともに、院内での運営会議も実施している。メンバーとしては、医師や看護師を含め、スタッフが内部での検討を行っている。お断りした内容について、まずは内部で極力救急を受け入れる体制をつくることが必要なのだろうということで協議を進めている。さらに、令和2年度から福島県立医科大学の協力をいただくことによって、専門医不在のところの救急を少しでも受け入れるように、そういった交渉もしながら体制をつくっていきたいと考えているとの答弁。 次に、患者数及び料金収益について、入院患者については平成30年度よりも増えているが、一方で料金収入が下がっている理由についてただすと、診療科別に見ると、主に内科、消化器内科で患者数が増となっている。令和2年4月から当該科に常勤医師が配置されたことにより、平成30年度と比較して増になったものと考えている。一方、収益の単価の減については、症状が比較的軽く、入退院を繰り返す患者の受入れ等が多くあったことによるもの、また、それに伴い手術件数であったり、施設基準等の変更等により診療単価が下がったことによるものと考えているとの答弁。 次に、医業収益について、市立総合病院の部分で毎年度、補正予算で億単位の減額が出ている。当初予算の見積りの段階で、非常に甘く見積もっているのではないかと言わざるを得ない予算計上が毎年行われていて、それを億単位で医業収益を削っているような状況なのだが、そういった甘い見方を出すことで赤字が膨らむことにつながっていくのではないかと思う。この決算を踏まえて予算の組み方が適切だったと捉えているのかとただすと、令和元年度の予算を積算するに当たり、平成30年度の実績を基に予算編成を行ったところであるが、年度途中の常勤医師の減などにより、主に入院患者数が見込者数よりも減少したことが要因であると考えている。病院事業においては、医業収益が収入の大半を占めるために、患者動向を把握することはもちろんのこと、過去の決算実績を検討して業務量の増減傾向、単位当たりの収入状況について予測の基に見積りを行うよう努めているところであるが、目標とする業務量を設定し、医師を含めた職員が一体となって取り組んでいくことも必要であると考えているとの答弁。 討論では、原案を認定の意見として、課題として入院と手術による収入の増が今後必要になってくる。そのための医師の確保、また、経費の削減が求められていることは明白であり、共通認識を持っていると理解する。さらに、資金繰りについても、資金残高の確保が厳しい中で、何か大きな部分での減になった場合には維持管理が難しい状況になっていく。こちらについても認識しているわけであり、答弁の中では令和2年度において、抜本的な改革についての検討をし、それを実行していくという答弁があった。ぜひ早い時期にそういった政策課題についての計画も含め、明確にしていただきたいという意見を付して認定すべきとの意見がありました。 審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。 次に、議案第114号 令和元年度南相馬工業用水道事業会計処分利益剰余金の処分及び決算認定について、審査の結果、原案のとおり可決及び認定すべきであると決しました。 最後に、議案第115号 令和元年度南相馬下水道事業会計決算認定について、審査において、累積欠損金を抱えていることや、今後の人口減少、施設や汚水管渠の整備を考えれば、令和元年度単年度では黒字であるものの、将来的には厳しい経営になることが予測されている。広域化だとか共同化、または、資産維持費というものを導入しているところもあるようだが、これらサービス継続のために新たな検討がなされたかどうかただすと、県の下水道課が主体となって、令和4年度を目標として計画を策定することで、現在検討会を開催している。令和元年度についても、その検討会においてそれぞれの自治体の現状等を協議した中で、市をまたいだ共同化については、なかなか厳しいという意見の中で、農業集落排水との統合等について、検討を進めているとの答弁。 審査の結果、原案のとおり認定すべきであると決しました。
    ○議長(今村裕君) ただいまの決算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって決算審査特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第101号から、議案第115号までの議案15件については、決算審査特別委員長の報告のとおり、認定及び可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの議案15件については、決算審査特別委員長の報告のとおり、認定及び可決されました。 暫時休憩いたします。                         午前11時05分 休憩                         午前11時15分 再開 ○議長(今村裕君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 次に、台風第19号等災害復旧調査特別委員長の報告を議題といたします。 本件について、台風第19号等災害復旧調査特別委員長の報告を求めます。 台風第19号等災害復旧調査特別委員長、志賀稔宗君。     (台風第19号等災害復旧調査特別委員長 志賀稔宗君 登壇) ◆台風第19号等災害復旧調査特別委員長(志賀稔宗君) 台風第19号等災害復旧調査特別委員長の報告を申し上げます。 本委員会は、令和元年台風第19号及び10月25日の大雨災害による被害とその対策に関する調査・研究を通じ、本市の復旧に資することを目的として令和元年12月18日に設置されました。 本委員会は、令和2年11月30日をもって設置期間が終了することから、設置から今日までの取組につきまして、その主なるものについて御報告をいたします。 なお、活動の記録の詳細はタブレットに保存しております報告書のとおりですので、御確認をいただきたいと思います。 まず、令和2年1月15日には、台風第19号等の被害につきまして、執行部から全体概要及び施設ごとの報告を受け、今後の対応等について質疑を行いました。 次に、令和2年2月13日に開催しました第2回委員会では、第1回委員会での調査を踏まえ、鹿島区栃窪地区、原町区高ノ倉地区、小高区金谷地区の各区の主要な被災箇所の現地視察を行いました。 令和2年4月8日には、これらの調査活動を踏まえ、福島県知事に対し、河川や道路の早期復旧、河川内の堆積土砂の早期撤去及び平時における維持管理の徹底、農業用ダムである高の倉ダム、横川ダムにおける洪水に備えた事前放流などの洪水調節機能強化の実施、災害復旧事業に対する財政支援等について要望活動を行ったところです。 令和2年8月には、高の倉ダム、横川ダムの洪水調節機能強化推進として、事前放流等の実施等に係る治水協定が市、県、関係機関との間で締結され、さらに真野ダムにおいても同様の協定が県と相馬地方広域水道企業団、関係機関との間で締結されたことから、活動の一定の成果が得られたものと考えております。 最後に委員会活動のまとめでありますが、昨年10月に発生し、河川の氾濫等による水害や土砂災害等により本市に甚大な被害を及ぼした台風第19号等の災害から1年が経過をいたしました。 先ほど申し上げましたとおり、本委員会では、被災箇所の現地調査等を踏まえ、令和2年4月に福島県知事に対して要望活動を行い、農業用ダムにおける治水協定の締結など、一定の成果が得られたものと考えております。 しかしながら、被災箇所の災害復旧工事はいまだ完了しておらず、さらに、再度の水害等からの防災・減災に向けた取組など、課題は山積をいたしております。 災害はいつ発生するか分かりません。市民の生命と財産、そして安全・安心な生活を守るため、本委員会の設置期間終了後におきましても、それぞれの常任委員会や各議員の活動において、災害復旧工事の進捗や防災・減災に向けた各種の取組等を注視し、改善提案、要望等を行っていく必要があります。 最後に、委員各位におかれましても、熱心な取組に対しまして、心から敬意を表しますとともに、御協力に対しまして、心から感謝を申し上げるものであります。 引き続き、災害復旧や防災・減災に向けた積極的な取組をお願い申し上げまして、台風第19号等災害復旧調査特別委員会の最終報告とさせていただきます。 ○議長(今村裕君) ただいまの台風第19号等災害復旧調査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって台風第19号等災害復旧調査特別委員長の報告に対する質疑を終結いたします。 お諮りいたします。 ただいまの台風第19号等災害復旧調査特別委員長の報告については、これを承認することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、台風第19号等災害復旧調査特別委員長の報告については、これを承認することに決しました。 △日程第5 委員会提出議案第8号 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の設置期間の延長について ○議長(今村裕君) 次に、日程第5、委員会提出議案第8号 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の設置期間の延長についてを議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員長、志賀稔宗君。     (東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員長 志賀稔宗君 登壇) ◆東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員長(志賀稔宗君) 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会から申し上げます。 委員会提出議案第8号 東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の設置期間の延長についてであります。 提案理由の説明に先立ち、設置から令和2年11月30日までの本委員会の活動につきまして御報告をいたします。 本委員会は、東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故による被害とその対応に関する調査・研究を通じ、本市の復旧・復興に資することを目的として平成30年12月25日に設置されました。 本委員会では、設置目的に沿って、各種調査活動や各関係機関への働きかけなどの活動を行ってきたところであります。 委員会活動の記録の詳細につきましては、タブレットに保存しております報告書のとおりでありますので、御確認をいただきたいと思います。 まず、令和元年7月10日に行いました東京電力福島第一原子力発電所及び中間貯蔵施設の現地調査であります。 福島第一原子力発電所では、廃炉作業の状況、使用済み核燃料の保管状況、汚染水の保管状況、構内の放射線量の状況などを、中間貯蔵施設では、現地の保管状況、搬入状況などについて確認をしたところであります。 両施設においては、汚染水の海洋放出、除染廃棄物の中間貯蔵施設への搬出及び最終処分など、今後の課題が山積しております。 次に、除染除去土壌の再生利用についてでありますが、除染除去土壌の再生利用については、令和元年11月1日に、環境省福島地方環境事務所の担当者をお呼びし、市内小高区で進めようとしている常磐自動車道に係る実証事業の状況確認を行い、加えて、令和2年10月27日には、環境省が飯舘村長泥地区で実施している再生利用実証施設の現地視察を行いました。 除染除去土壌の再生利用については、実施の可否も含め、今後さらなる調査が必要と考えております。 また、被災者に対する国民健康保険税・介護保険料の減免や高速道路通行料金無料措置などの各種支援の継続と適用範囲の全市一律拡大を求める要望については、議会の議決を受け、令和元年9月、12月、令和2年9月と三度意見書を提出いたしました。 被災者に対する各種支援については現在のところ継続されておりますが、適用範囲の全市一律拡大はいまだ実現していない状況であります。 最後に今後の本委員会の活動の方向でありますが、令和3年3月で東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所事故から10年の節目を迎えます。 平成30年12月25日に設置された本委員会では、先ほど御報告しましたとおり、各種の調査活動をはじめ、本市の山積する課題に対応するため、国に対し、様々な働きかけを行ってまいりました。 本市は、これまで、市民生活・福祉・教育・産業などのあらゆる分野において全力を挙げて取組、復興への歩みを着実に進めています。 しかしながら、発災からまもなく10年を迎える現在におきましても原子力発電所災害に起因する風評被害はいまだ根深く、農業をはじめ、商工業や観光業など、その経営は依然として厳しい状況が続いておりまして、さらに、20キロメートル圏内におきましては、小高区復興拠点施設や小高区商業施設を整備するなど、生活インフラは復興してきているものの、地域コミュニティーの再生・構築、地場産業の再開など多くの課題を残しております。 加えて、福島第一原子力発電所の廃炉作業、トリチウム及び放射性核種を含むALPS処理水の海洋放出、除染廃棄物の中間貯蔵施設への搬出及び最終処分、除去土壌再生利用など本市を取り巻く原子力災害に係る課題も山積をいたしております。 また、国民健康保険税・介護保険料の減免及び一部負担金等の免除等の継続、適用範囲の全市一律拡大につきましては、実現に向け、今後もより一層の働きかけが必要であります。 国は令和3年度から令和7年度までの5年間を「第二期復興・創生期間」と位置づけ、被災地の復興に向けた取組をさらに前に進めるとしており、本委員会としても本市を取り巻く様々な状況に鑑み、安全・安心な市民生活を取り戻し、地域コミュニティー及び産業を再生し、子どもたちが郷土に誇りを持てる南相馬市を実現するため、さらに手を休めることなく、さらなる調査活動や国・県、東京電力などに対する要請活動を強力に行っていかなければなりません。 以上のことから、本委員会の設置期間を令和4年11月30日まで延長いたしたく、提案するものであります。 御審議の上、御賛同いただきますよう、よろしくお願いを申し上げます。 ○議長(今村裕君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております東日本大震災原子力災害復旧復興調査特別委員会の設置期間の延長について、設置期間を令和4年11月30日までとすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、設置期間を令和4年11月30日まで延長することに決しました。 暫時休憩いたします。                         午前11時29分 休憩                         午前11時30分 再開 ○議長(今村裕君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第6 委員会提出議案第9号 広報特別委員会の設置期間の延長に                       ついて ○議長(今村裕君) 次に、日程第6、委員会提出議案第9号 広報特別委員会の設置期間の延長についてを議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、広報特別委員長、岡崎義典君。     (広報特別委員長 岡崎義典君 登壇) ◆広報特別委員長(岡崎義典君) 委員会提出議案第9号 広報特別委員会の設置期間の延長についてでございます。 提案理由の説明に先立ち、本委員会の活動状況について、御報告いたします。 本委員会はより一層の情報公開を進め、市民の皆様の議会に対する御理解と関心を高めることを目的として、平成30年12月12日に設置されました。 委員構成は各常任委員会から2名ずつ選出された6名、設置の期間は令和2年11月30日であります。 本委員会では、この設置目的に沿い、年4回の南相馬市議会だよりの発行を行ってきたところであります。 この設置期間においては、議会の活動が市民の皆様により伝わるよう議会だよりのリニューアルを行いました。 具体的には、特集ページの作成、賛否が分かれた審査における討論及び各常任委員会や特別委員会の活動状況の掲載などであります。 これまで広報特別委員会で行ってきました、市民へのアンケート調査や他議会の調査・研究などが実を結んだものと感じております。 活動状況の詳細につきましては、タブレットに保存しております報告書のとおりでございます。 今後とも市民と議会を結ぶかけ橋として、広報特別委員会の設置期間について、令和4年11月30日まで延長することをここに提案する次第であります。 よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 ○議長(今村裕君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております広報特別委員会の設置期間の延長について、設置期間を令和4年11月30日までとすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、設置期間を令和4年11月30日まで延長することに決しました。 暫時休憩いたします。                         午前11時34分 休憩                         午前11時35分 再開 ○議長(今村裕君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第7 委員会提出議案第10号 議会改革検討特別委員会の設置期間の延長について ○議長(今村裕君) 次に、日程第7、委員会提出議案第10号 議会改革検討特別委員会の設置期間の延長についてを議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、議会改革検討特別委員長、渡部寛一君。     (議会改革検討特別委員長 渡部寛一君 登壇) ◆議会改革検討特別委員長(渡部寛一君) 委員会提出議案第10号 議会改革検討特別委員会の設置期間の延長について、提案をするものでございます。 提案理由の説明に先立ち、本特別委員会の審議結果について御報告いたします。 本特別委員会は、議会の運営及び情報公開・発信等に関する調査・研究を目的として、平成30年12月25日に設置をされました。 令和2年11月30日までの任期中には、22回の特別委員会の開催と先進自治体議会視察研修や全議員参加による研修会を実施いたしました。 その調査・研究項目の一定の方向性と具体的な取組内容について御報告をいたします。 詳細については、タブレットに保存しております報告書のとおりですので、御確認ください。 まず、議会基本条例の策定について、前期特別委員会で調製をされました南相馬市議会基本条例(素案)の前文が未確定であったことから、本特別委員会においてその前文調整に取りかかり、全員協議会において、南相馬市議会基本条例(素案)を報告いたしました。 その後、条例制定に向けて手続を行うべく、令和元年12月5日から2月19日までの15日間にわたりパブリックコメントを実施、さらに協議を重ね議会全員協議会にて、南相馬市議会基本条例(案)を説明をし、令和2年3月25日に市議会本会議において全会一致で可決され制定をされました。 次に、政策検討会議の導入について、本特別委員会において協議を行いましたが、現時点において緊急性が認められないことから、さらに調査・研究を深めつつも当面の間は保留にし、優先すべき課題について協議を進めることに至りました。 次に、議員間討議の導入について、前期特別委員会で議員間討議を導入するという結論となりましたが、議員間討議の導入に当たり実施要綱等が必要であることから、本特別委員会において先進事例を参考に協議を重ね、南相馬市議会議員間討議実施要綱を整備し、議長の決裁を経て令和2年5月22日に制定されました。 なお、制定後においては、当該要綱に基づき2回にわたり議員間討議を行いました。 次に、通年議会制の導入について、本特別委員会において協議を行いましたが、協議を進める中で具体的な導入効果、弊害等を調査する必要があることから、令和2年1月20日、福島市議会に赴き先進事例の調査を行いました。 先進事例の調査結果を踏まえ、さらなる協議を重ねた結果、通年議会制については、閉会中の活動も比較的自由に活動できる面はあるものの、本議会においては閉会中の調査案件も複数提案することができ、一定程度通年議会制と同等の活動が可能であることから、通年議会制を導入する必要性は認められないという結論に至りました。 次に、望ましい議員定数と報酬について、本特別委員会において協議を行いましたが結論に至らず、望ましい議員定数と議員報酬についてのテーマで全議員による研修会を開催し、後ほど申し上げる実施内容により、専門家の意見を拝聴いたしました。 専門家の意見を受けてさらに協議を重ねましたが、本特別委員会の任期中に結論を導くことは困難なことから、当該検討事項については、令和3年11月末までに結論を出していただきたい、南相馬市議会基本条例第2条に基づいた議論を重ねていただきたい、シンポジウムなど市民の声を聞く機会を設けていただきたい、これらの3つの柱を尊重して御議論いただくことを添えて、次期特別委員会に委ねるという結論に至りました。 次に、議員研修会の実施について、望ましい議員定数と議員報酬について協議を重ねていく中で、全議員対象に研修会を行うことが有益と考え、令和2年8月6日、東北大学大学院情報科学研究科准教授河村和徳氏を招き、「地方議会のあり方について、望ましい議員定数と議員報酬について」のテーマで講演を行っていただきました。 なお、講演内容の要旨については、次のとおりでございます。 まず、議員定数については、多様な意見を取り入れるとともに、それらを反映するための議会であることから、安易に数を減らすべきではないこと。 地域の多くの声を聞くためには定数増もあり得ること。 議員は地域などの代表ではなく、政策論議することを旨とすべきこと。 次に、議員報酬につきましては、議員はいわば24時間働いており、専従であるべきこと。 子育て世代では年金等を含めての生活不安から、なり手不足が生じていること。 これらのことから、報酬削減は候補者が限られることになってしまうこと。 最後に、総論としては、執行部は政策調査立案のプロであり、それに対抗する市民を代表する議員は、それなりの能力と調査力を要すること。民主主義は非効率であり、コストを要することは当然であること。議員数は奇数が望ましいこと。議員と市民の総意により考えていくことを基本にしながら、理念なき議員定数・議員報酬であってはならないこと。 以上、これら研修で学んだ内容を活用しながら、先に申し上げたように、今後も議員定数と議員報酬については、次期議会改革検討特別委員会において、さらに検討を重ねていただくことを確認いたしました。 併せて、全議員に対して議員定数と議員報酬に関するアンケート調査を実施し、各議員の意向を確認いたしました。 次に、これまでの議会改革検討特別委員会の検討事項について、協議された内容、結論や方向性を見出した時期等を報告書の別紙のとおり一覧表にまとめましたので、御確認ください。 最後に、今後の活動の方向としては、本特別委員会において協議した内容を引き継ぎ、本市議会としてさらに議論を深め、実行に移していくべきとの結論に至りました。 その上で、議会改革検討特別委員会の扱いについては、望ましい議員定数と議員報酬についてをはじめ、本特別委員会における結論に多くの検討課題があり、継続することが望ましいとの方向性を確認いたしました。 また、今後議論する案件等については、本特別委員会による検討課題と新たに選出される委員の話し合いにより、理念ある議会改革となるよう、市民が求める南相馬市議会を目指し、調査・研究を進めていただくことを望むものであります。 以上、議会改革検討特別委員会の報告といたします。 以上のことから、議会改革検討特別委員会の設置期間につきまして、令和4年11月30日まで延長することを、ここに提案するものであります。 よろしく御審議ください。 ○議長(今村裕君) これをもって提案理由の説明を終わります。 これより、本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議会改革検討特別委員会の設置期間の延長について、設置期間を令和4年11月30日までとすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、設置期間を令和4年11月30日まで延長することに決しました。 暫時休憩いたします。                         午前11時46分 休憩                         午前11時48分 再開 ○議長(今村裕君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第8 委員会提出議案第11号 新庁舎建設特別委員会の設置期間の延長について ○議長(今村裕君) 次に、日程第8、委員会提出議案第11号 新庁舎建設特別委員会の設置期間の延長についてを議題といたします。 本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 提出者、新庁舎建設特別委員長、渡部一夫君。     (新庁舎建設特別委員長 渡部一夫君 登壇) ◆新庁舎建設特別委員長(渡部一夫君) 新庁舎建設特別委員会より、設置期間の延長について、提案を以下申し上げてまいります。 それでは、委員会提出議案第11号 新庁舎建設特別委員会の設置期間の延長についてでございます。 提案理由の説明に先立ち、設置から令和2年11月30日までの本委員会の活動について御報告をいたします。 本委員会は、新庁舎建設に関する調査を目的として平成30年12月25日に設置されました。 委員構成、委員会活動の記録の詳細につきましてはタブレットに保存しております報告書のとおりでございますが、本委員会では、設置目的に沿って、委員会の設置からこれまでの間、15回にわたり委員会を開催し、各種調査活動や執行部へ申入れなどの活動を行ってきたところでございます。 次に、今後の本委員会の活動の方向でございます。 新庁舎建設特別委員会については、南相馬市新庁舎建設基本計画の検討状況における進捗状況の調査及び南相馬市新庁舎建設基本計画素案への申入れ事項作成のため、現地調査を行うなどの調査及び申入れ事項の作成に関する協議を行ってきたところでございます。 南相馬市新庁舎建設基本計画の検討状況における進捗状況の調査では、主に建設場所について調査を行ってきましたが、候補地の地権者からの同意を得るために一定の期間が必要なことに加え、新型コロナウイルス対策などについても計画へ反映させる必要があることから、令和元年度中の作成を目指していた基本計画は、令和3年度中にスケジュールが延びることになりました。 それに伴い、本体工事についても完成時期が令和7年度から令和9年度中の完成にスケジュールが延びることとなりました。 また南相馬市新庁舎建設基本計画素案への申入れについては、4自治体の庁舎の現地調査を行い、協議を重ねて12の項目から成る南相馬市新庁舎建設に関する申し入れを令和2年4月17日に行いましたが、申し入れた内容について、基本設計等に反映されているかどうかを確認する活動が必要であるものと考えます。 さらに、新庁舎の建設は市政運営上大きな課題となっており、本市議会としても、積極的かつ機動的な関与が必要であること、また新庁舎建設の進捗状況等の市民に対する説明責任を果たすため、本委員会を継続することが望ましいとの方向性を確認しました。 以上のことから、本委員会の設置期間を令和4年11月30日まで延長いたしたく、提案するものでございます。 御審議のほどよろしくお願いを申し上げます。 ○議長(今村裕君) これをもって、提案理由の説明を終わります。 これより、本案に対する質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております新庁舎建設特別委員会の設置期間の延長について、設置期間を令和4年11月30日までとすることに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(今村裕君) 御異議なしと認めます。 よって、設置期間を令和4年11月30日まで延長することに決しました。 ここで議長を交代いたします。     (副議長 山田雅彦君 議長席に着席) ○副議長(山田雅彦君) 議長を交代いたしました。 暫時休憩いたします。                         午前11時55分 休憩                         午後1時00分 再開 ○副議長(山田雅彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第9 議長の辞職許可 ○副議長(山田雅彦君) 次に、日程第9、議長の辞職許可を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、今村裕君の退席を求めます。     (22番 今村 裕君 退席) ○副議長(山田雅彦君) 議長の今村裕君から議長の辞職願が提出されております。 その辞職願を朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(高野公政君) 朗読いたします。辞職願。私はこのたび、一身上の都合により、議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により、許可くださるようお願いいたします。令和2年11月30日。南相馬市議会副議長 山田雅彦様。南相馬市議会議長 今村裕。 ○副議長(山田雅彦君) お諮りいたします。 今村裕君の議長の辞職を許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(山田雅彦君) 御異議なしと認めます。 よって、今村裕君の議長の辞職を許可することに決定いたしました。 今村裕君の着席を許します。     (22番 今村 裕君 着席) △日程第10 議長の選挙 ○副議長(山田雅彦君) 次に、日程第10、議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     (議場閉鎖) ○副議長(山田雅彦君) 議場が閉鎖されました。 ただいまの出席議員数は22人であります。 投票用紙を配付いたさせます。     (投票用紙配付) ○副議長(山田雅彦君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(山田雅彦君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     (投票箱点検) ○副議長(山田雅彦君) 投票箱を点検いたしました。 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 点呼を命じます。 議会事務局長。     (議会事務局長点呼、投票) ○副議長(山田雅彦君) 投票漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(山田雅彦君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○副議長(山田雅彦君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に 1番 大場裕朗君、7番 大山弘一君及び14番 渡部一夫君を指名いたします。よって、諸君の立ち会いをお願いいたします。     (開票) ○副議長(山田雅彦君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数22票。 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち、有効投票 21票      無効投票  1票 有効投票中、中川庄一君 11票       山田雅彦君 10票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は6票であります。 よって中川庄一君が議長に当選されました。 ただいま議長に当選されました中川庄一君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 議長、中川庄一君の御挨拶をお願いいたします。     (議長 中川庄一君 登壇) ○議長(中川庄一君) ただいまの議長選において、当選させていただきました。身の引き締まる思いでおります。 私は、今、このコロナ禍の中で、市民に信頼される議会、市民目線での議会運営を目指してまいりたいと思います。 今、はやりの言葉を引用させていただきますと、全集中で職責を全うしてまいりたいと思っておりますので、今後とも議員各位の皆様の御協力、さらなる御協力をお願い申し上げまして、当選の御礼といたします。ありがとうございました。     (拍手) ○副議長(山田雅彦君) ここで議長を交代いたします。     (議長 中川庄一君 議長席に着席) ○議長(中川庄一君) 暫時休憩いたします。                         午後1時21分 休憩                         午後1時30分 再開 ○議長(中川庄一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。ただいまお手元に配付いたしました議事日程のとおり、日程第11、副議長の辞職許可から、日程第23、南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでを議事日程に追加し、これを議題といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいまの日程第11、副議長の辞職許可から、日程第23、南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてまでを日程に追加し、議題とすることに決定しました。 △日程第11 副議長の辞職許可 ○議長(中川庄一君) 日程第11、副議長の辞職許可を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、山田雅彦君の退席を求めます。     (21番 山田雅彦君 退席) ○議長(中川庄一君) 副議長の山田雅彦君から副議長の辞職願が提出されております。 その辞職願を朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(高野公政君) 朗読いたします。辞職願。私はこのたび、一身上の都合により、副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により、許可くださるようお願いいたします。令和2年11月30日。南相馬市議会議長 中川庄一様。南相馬市議会副議長 山田雅彦。 ○議長(中川庄一君) お諮りいたします。 山田雅彦君の副議長の辞職を許可することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、山田雅彦君の副議長の辞職を許可することに決しました。 山田雅彦君の着席を許します。     (21番 山田雅彦君 着席) △日程第12 副議長の選挙 ○議長(中川庄一君) 次に、日程第12、副議長の選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。     (議場閉鎖) ○議長(中川庄一君) 議場が閉鎖されました。 ただいまの出席議員数は22人であります。 投票用紙を配付いたさせます。     (投票用紙配付) ○議長(中川庄一君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。     (投票箱点検) ○議長(中川庄一君) 投票箱を点検いたしました。 異状なしと認めます。 念のために申し上げます。投票は単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 点呼を命じます。 議会事務局長。     (議会事務局長点呼、投票) ○議長(中川庄一君) 投票漏れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。     (議場開鎖) ○議長(中川庄一君) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に 2番 高橋真君、8番 田中京子さん及び15番 鈴木貞正君を指名いたします。よって、諸君の立ち会いをお願いいたします。     (開票) ○議長(中川庄一君) 選挙の結果を報告いたします。 投票総数22票。 これは先ほどの出席議員数に符合しております。 そのうち、有効投票 21票      無効投票  1票 有効投票中、田中一正君 11票       竹野光雄君  9票       山田雅彦君  1票 以上のとおりであります。 この選挙の法定得票数は6票であります。 よって、田中一正君が副議長に当選されました。 ただいま副議長に当選されました田中一正君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項の規定により告知いたします。 副議長、田中一正君の御挨拶をお願いいたします。     (副議長 田中一正君 登壇) ○副議長(田中一正君) ただいま副議長ということで当選をいたしました田中一正でございます。 議長を補佐するという役割を全うし、そして、与党、野党の垣根を越えた、オール市民党を目指した議会づくりに尽力をしてまいりたいと思います。 どうもありがとうございます。よろしくお願いします。     (拍手) ○議長(中川庄一君) 暫時休憩いたします。                         午後1時50分 休憩                         午後4時15分 再開 ○議長(中川庄一君) 暫憩前に引き続き会議を開きます。 ここで、議事進行上、あらかじめ会議時間の延長を行います。                              (午後4時15分) △日程第13 議席の変更 ○議長(中川庄一君) 次に、日程第13、議席の変更を議題といたします。 議長、副議長の選挙に伴い、会議規則第4条第3項の規定によって、議席の一部を変更いたします。 議席の番号及び名前を職員に朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長(高野公政君) 議席の変更について申し上げます。10番  山田雅彦さん   11番  鈴木昌一さん12番  細田 廣さん   13番  渡部一夫さん14番  鈴木貞正さん   15番  今村 裕さん16番  竹野光雄さん   17番  小川尚一さん18番  渡部寛一さん   19番  志賀稔宗さん20番  平田 武さん   21番  田中一正さん22番  中川庄一さん 以上でございます。 ○議長(中川庄一君) お諮りいたします。 ただいま朗読したとおり議席の一部を変更することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、ただいま朗読したとおり議席の一部を変更することに決しました。 暫時休憩いたします。                         午後4時17分 休憩                         午後4時21分 再開 ○議長(中川庄一君) 暫憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第14 常任委員の選任 ○議長(中川庄一君) 次に、日程第14、常任委員の選任を行います。 常任委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、大場裕朗君、高橋真君、大山弘一君、細田廣君、小川尚一君、渡部寛一君、平田武君、中川庄一、以上8名を総務生活常任委員に、菊地洋一君、岡崎義典君、太田淳一君、鈴木貞正君、今村裕君、竹野光雄君、志賀稔宗君、以上7名を文教福祉常任委員に、栗村文夫君、大岩常男君、田中京子君、山田雅彦君、鈴木昌一君、渡部一夫君、田中一正君、以上7名を建設経済常任委員にそれぞれ指名いたします。 △日程第15 議会運営委員の選任 ○議長(中川庄一君) 次に、日程第15、議会運営委員の選任を行います。 議会運営委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、岡崎義典君、太田淳一君、細田廣君、渡部一夫君、今村裕君、小川尚一君、渡部寛一君、平田武君、以上8名を指名いたします。 ここで議長を交代いたします。     (副議長 田中一正君 議長席に着席) ○副議長(田中一正君) 議長を交代いたしました。 △日程第16 議長の常任委員の辞任 ○副議長(田中一正君) 次に、日程第16、議長の常任委員の辞任を議題といたします。 地方自治法第117条の規定により、中川庄一君の退席を求めます。     (22番 中川庄一君 退席) ○副議長(田中一正君) 本件は、総務生活常任委員の中川庄一君から、議長の職務を遂行するに当たり、中立、公平な立場で議会運営を行うため、総務生活常任委員を辞任したい旨の申出がありました。 お諮りいたします。本申出のとおり、議長の常任委員の辞任を許可することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○副議長(田中一正君) 御異議なしと認めます。 よって、議長の常任委員の辞任を許可することに決しました。 中川庄一君の着席を許します。     (22番 中川庄一君 着席) ○副議長(田中一正君) ここで議長を交代いたします。     (議長 中川庄一君 議長席に着席) ○議長(中川庄一君) 議長を交代いたしました。 暫時休憩いたします。                         午後4時27分 休憩                         午後5時50分 再開 ○議長(中川庄一君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま、各常任委員会及び議会運営委員会が開催され、委員長、副委員長の互選の結果が議長の手元まで報告されておりますので、御報告をいたします。 総務生活常任委員長、小川尚一君、同じく副委員長、高橋真君。文教福祉常任委員長、太田淳一君、同じく副委員長、鈴木貞正君。建設経済常任委員長、渡部一夫君、同じく副委員長、栗村文夫君。議会運営委員長、渡部寛一君、同じく副委員長、岡崎義典君。 以上のとおりであります。
    △日程第17 議会運営委員会の任期中の継続調査について ○議長(中川庄一君) 次に、日程第17、議会運営委員会の任期中の継続調査についてを議題といたします。 議会運営委員長から、会期と議会の運営に関する事項について、議会関係の条例、規則に関する事項について、議長の諮問に関する事項についての任期中の継続調査の申出書が提出されております。 お諮りいたします。議会運営委員長からの申出書のとおり、任期中の継続調査を許すことに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、議会運営委員長からの申出のとおり、これを許可します。 △日程第18 特別委員の辞任及び選任 ○議長(中川庄一君) 次に、日程第18、特別委員の辞任及び選任を行います。 東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員の田中一正君及び私、中川庄一から、辞任したい旨の申出がありますので、委員会条例第14条の規定により、辞任を許可し、同委員に山田雅彦君及び今村裕君を、東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員に、大場裕朗君、栗村文夫君、菊地洋一君、大岩常男君、岡崎義典君、小川尚一君、以上6名を広報特別委員に、高橋真君、栗村文夫君、岡崎義典君、太田淳一君、渡部一夫君、小川尚一君、以上6名を議会改革検討特別委員に、菊地洋一君、大岩常男君、岡崎義典君、大山弘一君、田中京子さん、渡部一夫君、鈴木貞正君、渡部寛一君、平田武君、以上9名を新庁舎建設特別委員に、委員会条例第8条第1項の規定によりそれぞれ指名いたします。 暫時休憩いたします。                         午後5時54分 休憩                         午後6時40分 再開 ○議長(中川庄一君) 暫憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま、各特別委員会が開催され、委員長、副委員長の互選の結果が議長の手元まで報告されておりますので、御報告をいたします。 東日本大震災・原子力災害復旧復興調査特別委員長に志賀稔宗君、同じく副委員長に田中京子さん、広報特別委員長に岡崎義典君、同じく副委員長に菊地洋一君、議会改革検討特別委員長に小川尚一君、同じく副委員長に太田淳一君、新庁舎建設特別委員長に渡部一夫君、同じく副委員長に田中京子さん、以上のとおりであります。 △日程第19 議案の提出及び説明 ○議長(中川庄一君) 次に、日程第19、議案の提出及び説明に入ります。 議案第126号 南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてから議案第162号 福島県市民交通災害共済組合規約の変更に関する協議についてまでの議案37件及び報告第12号 専決処分の報告についての報告1件を一括議題といたします。 市長から提案理由の説明を求めます。 市長、門馬和夫君。     (市長 門馬和夫君 登壇) ◎市長(門馬和夫君) 令和2年第8回南相馬市議会が開催されるに当たり、南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてをはじめ、議案37件、報告1件を提出いたしました。 提出議案について御説明申し上げる前に、9月市議会定例会以降の市政については、お渡ししております資料のとおりではありますが、その主なものを御報告申し上げます。 初めに、南相馬市産食用米PR事業についてです。 昨年度に市産米の利用促進を目的に商品化しました「南相馬市産天のつぶ」を、より多くの方に知ってもらうため、市民など約1,600名による人気投票で選ばれたデザインによる新パッケージを制作しました。 10月19日に、JAふくしま未来そうま地区本部で開催した新米出発式及び新米発表会で新パッケージのお披露目を行い、10月24日から市内量販店・専門店にて発売されております。 加えて、ふるさと納税の返礼品やふるさと学生応援制度の支援品としても活用することで、市産米の魅力と食の安全・安心を幅広くPRしてまいります。 次に、市の避難指示解除後の復興・再生に向けた協議についてです。 11月9日に、本市の旧避難指示区域の現状と課題について、意見交換を行うことを目的とした第5回南相馬市の避難指示解除後の復興・再生に向けた協議が開催されました。 会議では、国・県をはじめ関係機関が一堂に会し、小高区における営農再開や移住・定住施策などについて協議を行いました。 次に、柳美里さんの全米図書賞受賞についてです。 11月19日に、米国で最も権威のある文学賞の一つである全米図書賞が発表され、翻訳文学部門で本市小高区在住の芥川賞作家、柳美里さんの「JR上野駅公園口」が受賞されました。この作品の主人公は鹿島区出身で、会話は全て相馬弁で書かれております。 今年はコロナ禍ということで暗い話題が多い中、今回の受賞は大変喜ばしいことです。 市では、柳美里さんの受賞の功績をたたえ、11月20日から本庁・各区役所において臨時のお祝いコーナーを設置し、11月27日からは本庁舎をはじめとした各所に横断幕を設置しています。 最後に、新型コロナウイルス感染症についてです。 皆様には、日頃より、新しい生活様式の徹底と継続に御理解と御協力をいただいておりますこと、誠に感謝申し上げます。 市内では11月に入ってから新たに2人の陽性患者が確認されましたが、その後の感染拡大には至っておりません。一方で、国内では、連日、新規陽性者数が過去最多を更新するなど、予断を許さない状況です。 引き続き基本的な感染防止対策であるマスク着用や手指消毒、人と人の距離の確保、3密回避などの継続をお願いするとともに、冬季期間の対策として、適切な換気や保湿などにも注意いただくよう、積極的な情報発信に努めてまいりますので、議員各位におかれましても、ぜひ御理解と御協力をお願いいたします。 続きまして、本日提出いたしました議案について御説明申し上げます。 議案第126号から議案第135号までの条例については、復興に向け直面する課題への対応及び関係法令等の改正に伴う必要な制定改廃を行うものであります。 議案第136号の令和2年度南相馬一般会計補正予算については、復興・再生に向け直面する課題への対応や新型コロナウイルス感染症の影響に伴う対応など、緊急に対応が必要な予算を計上するとともに、福島県人事委員会勧告に準じ職員給与改定等の人件費の補正を行うもので、この結果、1億9,780万9,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を662億7,032万9,000円としております。 議案第137号から議案第143号までの各会計補正予算については、それぞれの目的に応じた事業を実施するための所要額を計上したところであります。 議案第144号及び議案第145号の工事請負変更契約の締結について、議案第146号から議案第150号までの工事請負契約の締結について、議案第151号から議案第154号までの財産の取得については、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 第155号から議案第161号までの公の施設に係る指定管理者の指定については、公の施設に係る指定管理者を指定するため、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 議案第162号 福島県市民交通災害共済組合規約の変更に関する協議については、地方自治法の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 報告第12号 専決処分の報告については、地方自治法の規定に基づき、議会の委任により専決処分いたしました2件について、報告するものであります。 以上、提出議案の大要について御説明申し上げましたが、議案第126号の南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第127号の特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について、議案第128号の議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について及び議案第129号の南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてにつきましては、急ぎ事務を進めるため、先議をお願いするものであります。 なお、詳細については、御質疑に応じ、または、委員会において御説明申し上げますので、御審議の上、御議決を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(中川庄一君) これをもって提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。これより、審議いたします議案第126号から、議案第129号までの議案4件については、会議規則第38条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思います。これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第126号から、議案第129号までの議案4件については、委員会の付託を省略することに決しました。 △日程第20 議案第126号 南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(中川庄一君) 次に、日程第20、議案第126号 南相馬市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 これより、本件について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第126号については、原案のとおり可決することに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第126号は原案のとおり可決されました。 △日程第21 議案第127号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(中川庄一君) 次に、日程第21、議案第127号 特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 これより、本件について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第127号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第127号は原案のとおり可決されました。 △日程第22 議案第128号 議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(中川庄一君) 次に、日程第22、議案第128号 議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 これより、本件について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結します。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第128号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第128号は原案のとおり可決されました。 △日程第23 議案第129号 南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定について ○議長(中川庄一君) 次に、日程第23、議案第129号 南相馬市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部を改正する条例制定についてを議題といたします。 これより、本件について質疑に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって本件に対する質疑を終結いたします。 これより討論に入ります。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) なければ、これをもって討論を終結いたします。 これより採決いたします。 ただいま議題となっております議案第129号については、原案のとおり可決することに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、議案第129号は原案のとおり可決されました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 お諮りいたします。12月1日及び2日は議案調査のため、それぞれ休会といたしたいと思います。 これに御異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(中川庄一君) 御異議なしと認めます。 よって、明日12月1日から2日までの2日間は休会することに決しました。 次の議会は12月3日午前10時から開くことといたします。 本日はこれをもって散会いたします。                         午後6時55分 散会...